【編集部便り】菊池洋明に聞きたい11のこと

Be More編集部では、編集部の記事の1つとして、Be Moreで連載してくれている方々を知って頂くために、Q&Aコーナーを設けています。

連載を読んで気になった方は、彼、彼女たちがどんな人なのか、Q&Aでその一端に触れて頂ければと思います。

第2回目は、編集部が2017年、2018年と、共に御朱印本を制作させていただいた、御朱印愛好家の菊池洋明さんです!

御朱印巡りの虜となったお父さん

【Q.1
菊池さんはすでに、多数の御朱印本の監修を務めていますし、テレビやラジオなどにも出演しています。真面目路線でいきますが(笑)、そもそも、御朱印を集めだしたきっかけは何だったのでしょうか?

【A.1】
もともと、戦国時代と幕末の歴史が好きで、関連する史跡めぐりをしていました。それに付随してお寺や神社に行くことも多かったのですが、御朱印を頂いてはいませんでした。それが、御朱印が静かなブームと言われ始めていた5、6年前に自分も御朱印というものを、上野の寛永寺で頂いたのがきっかけです。御朱印の朱印と墨書きのコントラスト、美しさ、その神秘性に一気に魅了されてしまいました。


【Q.2】
おっしゃるように、数年前くらいから御朱印の静かなブームが始まりました。今では、神社やお寺巡りをする際は、せっかくだから御朱印を頂こうという人が増えてきていて、寺社の多くがさまざまな御朱印をつくっています。この御朱印ブームについてはどう思われていますでしょうか?

【A.2】
御朱印に関する考え方は、参拝者だけでなく、ご住職や神職の方でもいろいろな考え方があります。歴史的に考えてもお寺では納経をすべきという考え方、御朱印を目的に寺社参拝するなど言語道断という考え方や、御朱印が入り口でもよいから、まずは寺社との縁を持つのは良いことだという考え方など、それぞれどれが正しくてどれが間違っているということはないと思います。ブームについては、私自身もそうでしたが、仏教や神道、日本の歴史をより深く知ることのきっかけとなると思うので、悪いことではないと思っています。ただ、もはやブームというよりも、古くて新しい現代の文化の一つとして完全に定着したのではないかと感じています。


【Q.3】
御朱印をはじめてみたいという人は多いのですが、なかなか踏み出せずにいるという人も多くいます。理由は、「最初の御朱印帳をどれにしようか迷いすぎて」や、「最初に訪れる場所はどこにしよう」など悩んでいると、なかなか一歩足が出ないということらしいです。これについて、何かアドバイスをお願いします。

【A.3】
寺社、御朱印巡りの順番に明確なルールはありません。近くの寺社からか、それとも定番の有名な寺社から参詣するか全くの自由です。まずは、どこでもよいので心の赴くまま、気軽に立ち寄って寺社・御朱印巡りの一歩を踏み出してみることをお勧めします。しばらくしたら自分なりのテーマ(徳川家ゆかりの寺社めぐりとか、その地域の寺社を全部巡拝するとか、地域の霊場巡りや七福神巡りなど)を設定して巡拝してみるとより深く楽しめることと思います。


【Q.4】

御朱印集めをすることで、どのようなものが得られますか? 御朱印集めの魅力を教えてください。

【A.4】
寺社巡り、御朱印集めをすることで、心の余裕が生まれると思います。良いことがあったりすると、これも寺社参拝のお陰かな、などと関連付けて前向きに考えられたり、逆に悪いことがあっても、この程度で済んだと考えられたり。寺社参拝の御利益とは、心を落ち着かせることによってうまれる気持ちの持ち方、考え方そのものなのかなと思っています。また、御朱印には、朱印と墨書きのアート性、世界に一つだけの一回性、宗教に付随する神秘性など、いろいろな魅力があります。寺社・御朱印巡りは、楽しい、心が落ち着く、たくさん歩くことで健康にもよい、といった直接的な効用もあります。


【Q.5】
菊池さんにはお子さんがいらっしゃいますが、子どもたちや家族で御朱印を頂きに行ったりもするのでしょうか? 子どもたちも楽しんでくれますか?

【A.5】
最近は、たまにしか付き合ってくれませんが(笑)、以前は子供たちをつれてよく寺社参拝に行っていました。プチ修行体験をさせようと福井にある曹洞宗の大本山・永平寺に参禅して一泊したのですが、その時の体験は良い意味で強烈だったようで、「また永平寺に泊まりたい」と今でも言ってきたりします(笑)。


【Q.6】
数々の御朱印を頂いてきていると思いますが、菊池さんの中で、この御朱印は忘れられない、思い出深いといったものはありますか? 理由も含めて教えてください。複数でも構いません。

【A.6】
栃木の古峯神社で頂いた天狗の絵付き御朱印、そして神奈川・鶴見の曹洞宗大本山である総持寺で頂いた達磨大師の絵付き御朱印は忘れられません。当時は今とは異なり、絵付きの御朱印を頂ける寺社はほんどない状況でしたので、御朱印にこんなものもあるのか!と感銘したことを覚えています。その後、総持寺の達磨大師の絵付き御朱印を書かれていた老師様がお亡くなりになり、まさに総持寺の御朱印は幻の御朱印となってしまいました。人や御朱印との出会いも一期一会、諸行無常なのだと強く感じたことを覚えています。


【Q.7】
Be Moreでは、「東京の御朱印」をテーマに連載して頂くことになっています。東京で、御朱印を頂ける神社やお寺はどのくらいあるのでしょうか? また、そんな膨大な数の御朱印を、連載ではどういった基準でセレクトして紹介していく予定ですか?

【A.7】
全国には十数万の寺社があるといいますが、都内ではどのくらいの寺社があるのでしょう……。わかりません(汗)。連載の掲載の基準は特にありませんが、特徴的な御朱印や、お守り、御利益の寺社を中心に、参拝したお勧めの寺社を心の赴くまま、気の向くままご紹介できればと思います。


【Q.8】
菊池さんは、御朱印のほかにも、金魚の本を出していたり、幕末にたいへん興味があったりと、守備範囲の広さに驚かされます。今までどういったことをなさってきたのか、ホームページなどもあると思いますので、あわせてご紹介ください。

【A.8】
金魚や寺社、御朱印、仏像や歴史も、すべて共通しているのは、日本的なもの、和的なものが好きであるということです。ポートフォリオサイトを公開していますので、こちらもご覧いただければ嬉しいです。

菊池洋明のポートフォリオサイト


【Q.9】
ちなみに、普段はどんなお仕事をなされているのですか?

【A.9】
法定の市街地再開発事業のお手伝いを主に行なっている会社の会社員をしています。


【Q.10】
Be Moreのほかの連載している方々の中で、菊池さん的に気になる連載、読むのが楽しみな連載はありますか? いくつでもよいので、理由も含めて教えてください。

【A.10】
ほかのみなさんの連載、このサイトがこれからどう展開していくのか、書籍化などを含め世の中にどう発信されていくのか、イチ読者として楽しみです。


【Q.11】
最後の質問、というか編集部からの要望です。菊池さんがもしも御朱印のデザインを任されたら、どんなものを作るか、いつかこのサイトでアップしてみてください(笑)。

【A.11】
もっとも好きな仏像の1つが大阪の葛井寺に奉安されている、実際に千本以上の手と眼を持つ千手観音像なのですが、そのような仏様の精緻な朱印を作ってお寺に奉納して、それが御朱印に使用されたら最高にうれしいですね(笑)。


御朱印好きがこうじてブログ連載している人が増えてきていますが、菊池さんはそういう人たちがもっと増えて、もっともっと御朱印や日本の文化が盛り上がっていけばいいと思っているようです。

菊池さんとはすでに新たな御朱印本制作の検討もしていますので、Be More内でも、菊池さん自身がどんどん投稿をしていってほしいところですね(笑)。

一緒に盛り上げていきましょう!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。