【編集部便り】最初にお伝えしておきたいこと

Be Moreは、編集プロダクションが運営するウェブメディアです。

つまり、私たちがサポートすることは〝編集〟作業であり、私たちは〝編集者〟ということになります。

一口に〝編集者〟と言っても、さまざまなパターンが存在し、そして、人によってタイプも異なる上、かつての時代と今とでは仕事内容にも変化が生じているわけなので、〝編集者〟を一括りにまとめることは基本的にはできません。

なので、ここでは、完全に、私、伊勢の、独断と偏見と自己分析と自己陶酔で浮き上がってきた〝編集者〟の仕事論を語ってみたいと思います。

まず最初に、〝編集者〟について考えてみる。

なぜ、編集部記事の初っ端にそんな堅苦しいことをするのかというと、私が10年以上にわたってこの業界に携わり、ようやく見い出した編集者論を紹介することで、このサイト「Be More」の存在意義を明確にしようという試みなのです。

そう、だからこそ、この記事は正直言って、すっ飛ばしてもらっても、流し読みしてもらっても、読み捨てていただいても構いませんw

ただ、なんとなく最初にかっこつけておくことで、自らのモチベーションを上げると共に、「やってやるぞ!」という確固たる決意を表することができるのではないかと、自分で自分に言い聞かせて筆をとってみた次第なのでございます。

前置き長げーかよ!

はい。

では、編集者論、スタート!

映画で例えるならば、監督とプロデューサーの二役をこなす仕事

いえす、いきなり結論来ました(笑)。

見出しにもあるように、簡単に言うとそういうことなのだが、一応、私がかつて、新人君に対して作った「教科書が教えてくれない編集者の真実」というテキストデータが、デスクトップの片隅で眠っていたので一部抜粋コピペしてみましょう。

出版社と編集プロダクションの違いとは?

まず、よく勘違いされることが、「編集プロダクション=出版社」だと思われてしまうことです。

特に、弊社の場合は、会社名に「出版」と入っているので、「出版社」なのだと思われがちですが、「出版社」とは雑誌や書籍を発売する〝版元〟であり、編プロは〝版元〟からお仕事を頂いて実際に本を作る現場会社のことを指します。

要するに、「東京電力」という大元があって、一見すると、すべての仕事は東京電力でやっているように見えるけれど、実際の現場はそのほかの会社が行なっているとか……。

いや、もっとわかりやすく言うならば、テレビ局と映像制作会社の関係です。

放映はテレビ局が行ない、実際の番組は映像制作会社が作っている、まさにこれと同じ構図が、出版社と編集プロダクションとの関係だと思って頂ければ間違いありません。

雑誌や書籍の奥付部分に、制作・編集:株式会社伊勢出版などと記載されているところが編集プロダクションなのです。

ただ、出版社も自社内の編集部で作る制作物もたくさんあります。

その出版社の顔となるような雑誌などはだいたい出版社の編集部で作っていて、そこからフリーの編集やライター、デザイナーなどに発注している感じですね。

なので、編プロが出版社から仕事を頂くには、

1、出版社からのオファーがある(※編プロによって得意ジャンルが違うので、そういうジャンルが得意な編プロにオファーがくる)。

2、編プロが出版社に企画書を持ち込んで、プレゼンすることで雑誌や書籍の制作依頼を受ける。

の2パターンが挙げられます。

ですので、私たち編プロにとってみれば、出版社は親会社であり、クライアント様。

どんな雑誌を作るのにも、出版社の担当編集がつき、その人と雑誌の方向性や中身、表紙の打ち合わせをして、その人と共に雑誌を作っていく流れになります。

担当編集によっては頭のかたいジジイがいたり(※愛を込めて)、自分で判断できない編集なんかもいたりして(※もちろん愛を込めて)、こちらが思い描いた本作りができない場合が多々あり、それはもうたいへんなスト、モゴモゴムニャムニャ……

よし、このあたりでやめておこう。

いずれにせよ、弊社はそのようにして仕事を受注しているわけなのですが、今回の「Be More」においては、弊社が出版社と同じことをする、つまり、出版社的な雑誌をウェブマガジンとして立ち上げることで、ここでの連載から書籍化を目指していこうというコンセプトになるわけなのです。

言うなれば、「Be More」という名の企画畑。

連載陣にはこの畑でご自分の才能を生かした種をまいて頂き、私たち編集部はその種がすくすく育ってくれるように水をあげ、光合成を促し、ムツゴロウさんのように「ヨーシヨーシ」と愛でながら、おいしい実へと成長するお手伝いをさせて頂きます。

そして、ここで育った企画を、私たちが出版社に持ち掛けてもヨシ、もしくは弊社で電子書籍として花開かせてもヨシ、というふうに、「Be More」という畑から、たくさんの実を出荷(※言い方!www)することができれば、種を植えた方も育てた方も、どちらもウィンウィン(※言い方!www)な関係を築けるのではないでしょうか。

って、見出しと書かれてる内容が全然違うじゃねーか!

はい、いきなり脱線しています。

えと、まだ言いたいことまでたどり着いてないので、もう少し続きます。

ということで、映画で例える話について

出身が映画学校なのです、私。

そのため、よく編集者の仕事を映画で例えてみているのですが、ずばり、「監督とプロデューサーを同時にこなす」イメージが一番わかりやすいかと思います。

企画を提案し、企画を通し、そこから作品を作るためにスタッフを集めてキャスティングをし、制作スケジュールを組みつつ、作品全体の演出、=監督業もこなし、デザイナーと誌面を作って入稿し、校正作業を経てようやく世に送り出すまでのすべての仕事を仕切り、携わっていくのが編集者なのです。

ちなみに、ときには現場作業員ともなります。なので、肉体的にも精神的にもハードであることは間違いありません。

また、ここが一番重要なのですが、「人と人とをつなぐ」のが編集の仕事の基本なので、コミュニケーション能力があるにこしたことはありません。

なんだ、この自分仕事デキます自慢!

と、思わないで(笑)。

そういった多忙さ、辛さみたいなものをゴリ押ししたいのではなく、この記事のラストに向けての前振りだと思ってください。

まだ前振りなのかい!

そうです、編集者ってくどいんです、ホント(笑)。

〝集めて編む者〟、それが編集者

ということで、いざ、本題へ!

10年以上この仕事をしてきてつくづく感じていることは、先ほども軽く触れましたが、「編集者とは人と人とをつなぐ者」であるということです。

同時に、この見出しにもあるように、「集めて編む者」、つまりは「情報を集めて編む者」でもあります。

では、情報とは何でしょう?

Be More連載メンバーの菊池洋明さんと共に全国の御朱印を紹介する本を作りました。

これは、まさに、菊池さんという御朱印愛好家のフィルターを通して、彼がセレクトした全国の神社・寺院さんの御朱印情報を集めて編み込んで制作した本になります。

同じくBe More広告塔である珍獣ママ改めMAIKOさんと一緒に多数のレシピ本を作りました。

これは、珍獣ママという人物の才能やキャラクター、要は珍獣ママという情報を根こそぎ集めて、それを出版社や伊勢というフィルターを通して編み込んで作られたレシピ本だと言えるでしょう。

ある人物のフィルターを通して情報を集めて編むパターンと、ある人物自体の情報を集めてその人物自体を編み込むパターン。

編集には、この2つのパターンが考えられると思われるのです。

先ほどは畑で例えてみましたが、お次は別の例えを繰り出してみましょう。

ある人物の持つ情報やある人物自体の情報という名のイロトリドリの毛糸を集めて、それらを編集部が懇切丁寧に真心込めて編み込んでいき、皆でステキな愛情たっぷりマフラーを作っていく……これぞ編集者のお仕事なり!

いえい。

そう、つまりは、この記事で最もお伝えしたかったことは、、、。

「マフラー一緒に編みませんか?」

ということなのです。

あーーー、コレが言いたかった!

ということで、編集部の今後の連載の話

で、終わりにしたいと思います。

長ったらしく話してきましたが、連載して頂く方々と共に、ステキなマフラーを編んでいくために編集部ができることは、彼、彼女たちをもっと読者の皆さんに知ってもらうことだと思っています。

連載する方々が、自分語りしすぎちゃうとマズいじゃない?(笑)

いや、そんなに自己主張されると引くわ、みたいな感想を抱く人もいるかと思いますので、彼、彼女たちがどういう人物で、なぜBe Moreで連載して頂きたいと思ったか、そのあたりを編集部の記事として更新していくことで、より、Be Moreメンバーを光り輝かせることができるのではないかと思った次第なのでございます。

なので、基本、伊勢はそういうことを連載していこうと、最初の記事で宣言させて頂きました。

めちゃくちゃ長ったらしかったけどーーーー!

はい。

あと、個人的にやっていたブログにひとまず幕を下ろしたので、ここでブログっぽいことも書いていいですか?

週末パパ料理とか、会社改造DIY報告とか、美味しいお店突撃レポとか、少しでも皆さんのお役に立てるようなちょっとした情報も発信していけたらなと考えています。

「くれぐれも酔っ払って更新してくれるなよ!」

そのようにスタッフ一同から釘を刺されておりますので、真面目に、真摯に、なおかつ紳士に綴っていきます!

「Be More」、以後、お見知りおきをーーー!

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