ペットショップの売り文句にご用心! 飼育放棄を根絶するために大切なこと

【ミナクルわんわん塾】
犬のようちえん『ミナクル』の園長先生が、〝犬と豊かで充実した毎日をおくる〟をテーマに、犬の習性や犬社会のこと、そのほか様々な犬に関連した知恵を発信するWeb塾です。

『この犬種は初めての人でも飼いやすいですよ!』『この犬種はお散歩必要ないですよ!』『この子はあまり大きくならないですよ!』『男の子だと、こういう病気になりやすいので女の子の方が良いですよ!』。逆もしかり。『女の子だと、こういう病気になりやすいので男の子の方が良いですよ!』

ペットショップに行ったとき、こういった言葉を店員さんから言われたことはないでしょうか?

今回は、ペットショップにまつわるお話です。

商売だもの、売り文句は確かに必要です。

物を売る以上、売り文句は必ずあるはずです。

除菌率99.9%の〇〇とか。

添加物を一切使用していない〇〇とか。

何度も繰り返し使える○○とか。

この売り文句が真実ならば良いでしょう。

ただ、なかには真実ではなく、売るためだけに使われている売り文句が存在するのです。

 

一瞬使うだけの物であれば、多少騙されたとしても、良い勉強になったと諦めがつくかもしれません。

しかし、犬の命は一瞬ではありません。

それを真実ではない売り文句に感化されて買ってしまったら……。

予想だにしていなかった育児の大変さにノイローゼになることだってあるでしょう。

 

けれども、それよりもなによりも問題なのは犬の方です。

予想だにしていなかった大変さに飼育放棄されてしまうかもしれません。

散歩行かなくていいと言われたばかりに、外にあるもの全てを怖がるかもしれません。

予想より大きくなってしまったばかりに、可愛がってもらえないかもしれません。

 

こういう可哀そうな犬達を何頭も見てきました。

これ以上、可哀そうな犬達を増やさないためにも、私達は売り文句に騙されてはいけません。

犬と生活する上で必要な情報を教えてもらおう!

そもそも、簡単に飼える犬なんていません。

育児をする以上、手間もかかれば時間もかかります。

そして、散歩が必要ない犬もいません。

超小型犬でも超大型犬でも散歩は等しく大切なもの。

脳に適度な刺激を与え、社会との関わりを持ち、成長に欠かせない大切な運動のひとつです。

大きくならないなど安易に考えてはいけません。

親犬だけを見てもそれはわかりません。

その犬種を専門的に育てているトップブリーダーであれば予想はつくでしょうが、ペットショップの店員にそこまではわかりません。

男の子でも女の子でも、なりやすい病気はそれぞれあります。

どちらが良いなんて、店員さんに決められてはいけません。

男の子、女の子、それぞれを飼う上で大変なことを聞き、自分で判断することが大切です。

もちろん、一緒に暮らすことでどんな楽しいことがあるかなど、前向きなお話もたくさん聞きましょう。

メリットもデメリットも、どちらもしっかりお話してくれる店員さんであれば、本当に犬を大切にしている方なんだとわかり、安心して検討できるのではないでしょうか?

園長先生からの一言

もちろんすべてのペットショップがそうではありません。
こだわりを持って販売しているところもあります。
ただ、残念ながらそういったペットショップがあるということも事実なので、
頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。


犬のようちえん『ミナクル』のホームページはコチラから!

【お知らせ】ミナクルわんわん塾では、皆さんからの悩みやご相談などもお待ちしています。こちらのコメント欄やBe MoreツイッターからDMいただければ、悩みに応じた記事を作成したいと考えております。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。